『恋するオルランド』(こいするオルランド、Orlando innamorato)は、ルネサンス期のイタリアにおいて、マッテーオ・マリーア・ボイアルドが作成した叙事詩。八行連詩のオッターヴァ・リーマの形式で68篇からなる。ボイアルドは38歳のころから執筆を開始したのだが、ヴェネツィアで起こった戦争のため中断されてしまう。1486年までには再開する予定だったのだが、結局未完のまま終わった。