志明院(しみょういん)は、京都市北区雲ケ畑にある真言宗系の単立寺院。山号を岩屋山、寺号を金光峯寺という。通称は岩屋不動。本尊は不動明王。淳和天皇の勅願に依り弘法大師(空海)の直作と伝えられている。 なお、山門から先は霊場なので撮影、飲食、ペットの同伴は禁止されている。 日本有数の魔所、都から追われた魑魅魍魎の最後の砦と云われている。 作家の司馬遼太郎が新聞記者だった頃、志明院に宿泊した時の奇っ怪な体験をエッセイにしている。司馬は後年アニメの宮崎駿監督との対談時にその話しをし、アニメ映画「もののけ姫」の着想になったといわれている。