復活大祭(ふっかつたいさい、パスハ、ギリシア語: Πάσχα, ロシア語: Пасха, 英語: Pascha)は正教会において最も重要な祭日。イイスス・ハリストス(イエス・キリスト)の復活を記憶する祭りであり、西方教会における復活祭に相当する。西方教会と同様、復活大祭の日付は年によって異なる。 正教会において復活大祭は、旧約聖書における過越の成就であり、新しい約束の時代(新約の時代)の新たな過ぎ越しであると位置づけられるため、「過ぎ越し」を意味するヘブライ語に由来する「パスハ」と呼ばれる。正教会は西方教会と異なり、「イースター」とはあまり呼ばない。 復活大祭と、復活祭期の間、信徒の間では「ハリストス復活!」「実に復活!」と挨拶が交わされる。 「パスハの讃詞」も参照