弁天島(べんてんじま)は、北海道根室港(根室市)にある無人島。 アイヌ語では「大きな島」を意味する「ホロモシリ」と呼ばれており、江戸時代の和人は「大黒島」と呼んだ。高田屋嘉兵衛が島に弁財社を建てたことから、のちに弁天島と呼ばれるようになった。 島全域がオホーツク文化の重要な遺跡となっているほか、現存しないものの、1872年(明治5年)にこの島に建てられた灯台は北海道では最古のものだった。