庭中(ていちゅう)とは、中世日本の訴訟手続制度の1つ。手続の過誤や担当奉行の怠慢などによって不利益を受けた訴人(原告)がその救済を求めて、直接訴訟機関に対して提訴を行うこと。実際に下された判決に対する異議申立として行われる越訴とは区別される。