幽霊電車(ゆうれいでんしゃ)は、かつて東京都で運行していた玉川電車(東急玉川線)にまつわる怪談。 砂利輸送用に使用されていた玉川電車が旅客を乗せるようになった頃のこと。終電車がとうに出てしまったある夜。渋谷区で玉川電車の線路上を、1人の女性を乗せた路面電車が走っていた。通りがかりのある者が最寄りの停留所まで走って追いかけたところ、その電車は安全地帯に着くやいなや、車両も女性もまるごと忽然と姿を消してしまったという。