平田紡績株式会社(ひらたぼうせき)は、かつて1987年(昭和62年)まで三重県四日市市(富洲原地区)に存在した漁網の製造販売事業をする株式会社である。 現在は商号(社名)をOakキャピタル株式会社(英文社名はOak Capital Corporation)と変更し、金融事業を行っている。 1868年(慶應4年)に、桑名藩領(富田一色村)出身の海運業者の初代平田佐次郎が、平田商店の名で創業した。名称は平田製網→旭製網→平田製網→平田紡績→平田漁網製造→平田紡績と変遷がある。綿糸から漁網までの一環製造を行い、第二次世界大戦期までは漁網生産高日本一の企業であった。1986年(昭和61年)地産グループに買収され、1987年(昭和62年)ヒラボウに社名を変更、2001年(平成13年)ビーエスエル (BSL) に改称、2006年(平成18年)Oakキャピタルと順次改称した。三重県四日市市から東京都港区へ本社を移転した。函館漁網工場・八戸仕立て漁網工場・四日市漁網工場・四日市紡績工場を閉鎖して、分社化を行なった。投資事業を行う投資顧問会社・パン製造販売事業・コーヒー製造販売事業・食品加工を行う食品事業など別の新しい事業に参入した。漁網生産をする製網業を中心とする繊維事業からは撤退した。