平和観音寺(へいわかんのんじ)は、兵庫県淡路市釜口にあった寺院・博物館。正式名称は「豊清山平和観音寺」だが、宗教法人の認証は得ていない。 土台を含めた高さは100メートル、像自体の高さ80メートルの「世界平和大観音像」は、建造当時は世界最大の像として話題になり、また空撮映像などにおいて、その圧倒的なスケールの大きさが話題になることが多かった。 しかし2006年2月26日に閉館し、その後は管理されず、廃墟となる。老朽化により、崩壊が進むなど周囲への危険も生じたことから問題となっていたが、相続人不在により国家管理となり、2022年に解体撤去され、消滅した。