岩村田陣屋(いわむらだじんや)は、元禄16年(1703年)に長野県佐久市に1万5,000石で封じられた信濃岩村田藩の藩庁である。 武蔵赤沼藩より移封した譜代大名内藤正友により築かれた。その後、内藤氏は一時転封となったが、内藤正敬(まさゆき)の代に再度この地に封じられ、以降明治維新まで当陣屋に居を構えた。以降7代続き明治維新を迎えた。 幕末期、正縄の代に城主格になったが、程なく明治維新を迎え、城郭は完成を見ることなく廃止された。 陣屋遺構:市内野沢の中島公園に移築現存の蔵がある。