岡野 守也(おかの もりや、1947年 - )は、広島県出身の日本の思想家、仏教心理学者、セラピスト。 西洋心理学と大乗仏教-唯識思想を融合した「唯識心理学」、および現代科学、心理療法及び仏教思想を統合した「コスモス・セラピー」(教育実践としては「コスモロジー教育」)を独自に考案し、その実践・普及に長年取り組んでいる。 日本の伝統的精神構造の核心を「神仏儒習合」と捉え、その観点から日本精神史を再解釈し、とくに聖徳太子『十七条憲法』と、北欧におけるエコロジカルに持続可能な国づくりとの思想的統合に基づく思想運動を行ってきた。 アドラー、フランクル、論理療法、トランスパーソナルなど各派の心理学や、大乗経典、道元、空海等を統合的に研究し、それらを社会実践につなげつつ、多岐にわたる活動を展開している。