山科 勝成(やましな かつなり)は、16世紀頃に存在したとされる人物。「ロルテス」というイタリア人(ローマ人)が蒲生氏郷によって士分に取り立てられ、「山科羅久呂左衛門勝成」と改名したと伝えられる。一方で登場する史料の信頼性に疑問が呈され、ひいては山科勝成なる武士の実在についても否定的な見解がある。