小出 兼政(こいで かねまさ)は、江戸時代後期の和算家、暦学者。徳島藩士。土御門家師範代。流、関流、最上流、和田の算術4流派の他、土御門家より暦法を修め、数学、暦学、天文学に関する膨大な著作を残した。寛政暦が採用するを独自に研究して誤りと断じ、また養子小出光教等と蘭書『ラランデ暦書』を一部翻訳した。