小倉 多加志(おぐら たかし、1911年 - 1991年)は、日本のイギリス文学者、翻訳家、実践女子大学名誉教授。本名・小倉皐(読みは同じ)。1934年京都帝国大学文学部英文科卒。戦後、定年退職まで実践女子大教授を務め、オスカー・ワイルドを専攻とする研究活動をする傍ら、対訳の英語教科書の執筆のほかに、推理小説などの数多くの文芸作品を翻訳した。日本バートランド・ラッセル協会設立発起人の一人。