室生赤目青山国定公園(むろうあかめあおやま こくていこうえん)は、近畿地方中部、三重県から奈良県にまたがる山間部の国定公園。1970年(昭和45年)12月28日に、揖斐関ヶ原養老国定公園、愛知高原国定公園、大和青垣国定公園と同時に指定された。 名の通り、室生寺周辺の、赤目四十八滝や香落渓といった山峡部を中心とした赤目渓谷、そして布引山地一帯の青山高原及び高見山地を包括した自然公園である。一帯は元々、県立自然公園の扱いであったが、政府の方針による太平洋ベルト地帯の緑地帯保護の一環で、東海自然歩道を通るこの地域近辺を国定公園に格上げした経緯がある。