安寿姫塚(あんじゅひめづか)は、森鷗外の「山椒大夫」で有名なの墓地。京都府舞鶴市の西舞鶴市街地の西側にある建部山のふもとに位置する。 太夫の家を逃れた安寿姫は、京へ上がろうとする途中、中山(現在の舞鶴市加佐地区)から下東へ出る坂で、疲労と空腹に堪え切れず最期を遂げたもので、地元の人々に手厚く葬られたとされている。 安寿姫の命日である7月14日前後の土曜日に安寿姫塚夜祭が行われており、近年は併せてキャンドルイルミネーションも行われている。