『孫悟空』(そんごくう)は、1940年(昭和15年)に公開された山本嘉次郎監督の日本映画。 前後編の2部作で構成され、ともに1940年11月6日に公開された。 別題は『エノケンの孫悟空』。 従来のエノケン映画と同様にミュージカル喜劇となっているほか、筋斗雲を戦闘機風に演出したり、金角・銀角が科学的な要塞を用いているなど、SF風のアレンジがなされているのが特徴である。円谷英二が特殊撮影に加わっており、ミニチュア操演、スクリーンプロセス、マットアートなど、後の円谷特撮で多用される技術も本作品の時点で取り入れられている。