『妻に捧げた1778話』(つまにささげた1778わ)は、眉村卓による新書。眉村が、がんで余命わずかと宣告された妻のために書いた、全1778話のショートショートの中から十数話を選択し、それに作品背景の解説文、眉村と妻にまつわるエッセイ、俳句などを加えて構成されている。2004年(平成16年)5月に新潮社より、新潮新書として刊行された。2011年(平成23年)公開の映画『僕と妻の1778の物語』の原作の一つでもある。2017年(平成29年)にはテレビ番組での紹介をきっかけに、刊行から10年以上を経て大きな反響を呼んだ。本記事では関連書籍として、本書以前に発行された『日がわり一話』『日課・一日3枚以上』、本書以後の『僕と妻の1778話』についても記述する。