『女房紛失』(にょうぼうふんしつ)は、1928年(昭和3年)6月15日公開の日本映画である。松竹キネマ製作・配給。監督は小津安二郎。モノクロ、スタンダード、サイレント、54分。 三角関係を題材にした5巻もののナンセンス喜劇で、雑誌『映画時代』の脚本懸賞募集で当選したものを映画化した作品である。小津自身は面白いものとは思えず、話すらよく覚えていないと後年に述懐している。初回興行は浅草の電気館。現在、脚本・ネガ原版・上映用プリントのいずれも散逸している。