天符印(てんぷいん 朝:천부인)は、『三国遺事』によると、天帝桓因の庶子に桓雄という神がおり、人間を広め増やそうとして、桓因から天符印を授かり、三千人を率いて今の妙香山(原文は太白山。白頭山とする説は誤り)に天降った。そのところを「神市」といった、という。この話に出てくる天符印とは鏡・剣・鈴である。