『大日本国一宮記』(だいにほんこくいちのみやき)は、『群書類従』第二輯「神祇部」巻第二十三に編纂されている日本国内の一宮一覧で、室町時代の成立とされる。 諸国一宮の社名、祭神、鎮座地を記した史料は「一宮記」と呼ばれ同種の本が多数存在するが、『大日本国一宮記』はその内の一つである。『大日本国一宮記』自体にも写本が多数存在する。一宮の研究における重要な資料であり、現代においても巡拝や取材する一宮の選定基準とされることがある。