大坂三郷(おおさかさんごう)は、江戸時代の大坂城下における3つのの総称。北組、南組、天満組の3組から成る。 江戸時代の「大坂町」とはこの3地域を指し、現在の大阪市北区の南半分くらいから中央区全体に西区の東半分くらいを足した範囲に当たり、天満より北や、難波・天王寺あたりの地域は含まれない。大坂城代・京橋口定番・玉造口定番・大坂町奉行・大坂代官などの役人の居住地や寺院・神社の土地などは大坂三郷には含まれず、大坂三郷はあくまで町人の住んでいる地域を指した。