大仁鉱山(おおひとこうざん)は、静岡県伊豆市瓜生野(うりゅうの)にあった金山である。大仁金山ともいう。伊豆の国市との境界があった狩野川のほとり、台地上にある瓜生野地区南方の柳沢洞と呼ばれるU字型の谷が主な金の採掘場であり、この谷の入り口の西方斜面に象徴的なが存在していた。 なお、江戸時代には瓜生野金山(鉱山)と称されていたが、昭和時代の再開時に隣接する八幡鉱床などを併合し、狩野川を挟んで大仁町(現・伊豆の国市)に隣接していたため大仁鉱山と改称された。