多良駅(トゥオリャンえき)は、台湾台東県太麻里郷にかつて存在した台湾鉄路管理局(台鉄)南廻線の駅。太平洋の景色は鉄道ファンの間で有名であり、「全台最美車站(台湾で最も美しい駅)」として知られている。 周囲に人家はなく、利用客が少ないことから2006年7月を以って廃止されたが、2008年より不定期の「郵輪式」観光列車が停車する見学地として復活した。2015年ごろから営業駅としての復活の機運が始まり、台鉄は最短で2022年3月以降の再開業を目指す計画を台東県政府に打診している。