夏培粛(か ばいしゅく, 1923年7月28日 – 2014年8月27日)は、中国の計算機科学者、大学教員で、中国における計算機科学領域の初期の研究開発を行ったことで知られる。中国国産初の汎用電子計算機 Model 107 の開発リーダーであり、「中国のコンピュータサイエンスの母」と呼ばれる。1991年に、夫のとともに中国科学院院士に選出された。2010年には中国計算機学会から特別功労賞を授与された。 2015年、中国計算機学会は、中国のコンピュータサイエンスの先駆者である夏を記念して、「コンピュータサイエンス、エンジニアリング、教育、業界における卓越した貢献と成果」が認められた女性研究者とエンジニアに、毎年、夏培粛賞を授与することとした。