士 仁(し じん、生没年不詳)は、中国後漢時代末期から三国時代にかけての人物。字は君義。幽州広陽郡の出身。はじめ劉備に仕え、後に呉の武将となった。 『三国志』楊戯伝が引用する『季漢輔臣賛』などでは「士仁」とするが、関羽伝のみ「傅士仁(ふしじん)」となっており、『資治通鑑』・『三国志演義』などもこの表記を継承している。