『壊れた椅子』(英:Broken Chair)は、スイス人芸術家(Daniel Berset)による巨大な彫刻作品である。スイス・ジュネーヴのパレ・デ・ナシオン(旧国際連盟本部、現国連連合ジュネーブ事務所)前の広場に設置されている。 全部で5.5tの木材を使って作られており、その高さは12mに及ぶ。4本の脚のうちの1本が折れているが、これは地雷やクラスター爆弾への反対を象徴しており、ジュネーヴを訪れる政治家にこれらの兵器のことを思い起こさせる役目を果たしている。