増田 善信(ますだ よしのぶ、1923年〈大正12年〉9月11日 - )は、日本の気象学者。京都府竹野郡弥栄町(現京丹後市)出身。 数値予報を専門とする。気象庁退職後は非核化運動に科学者として関わり、独自調査による広島原爆後の「黒い雨」の降雨範囲を分析した「増田雨域」は、2020年(令和2年)の広島地裁及び広島高裁において健康被害を訴えた原告84名全員を被爆者と認定し、国が上告を断念するに至った訴訟に影響を与えた。また2020年(令和2年)、内閣が 日本学術会議が推薦した科学者のうち6名の任命を拒否した問題に関し、SNSで署名活動を行った。