土崎神明社祭の曳山行事(つちざきしんめいしゃさいのひきやまぎょうじ)は、秋田県秋田市土崎港地区に所在する土崎神明社の例祭で、18世紀から続いている祭典行事 。国の重要無形民俗文化財に指定されている。毎年7月20日の宵宮(よいみや)と21日の本祭りの2日間に渡って行われる。土崎神明社例祭の俗な呼称としては、「みなと祭り」、「土崎港曳山まつり」などがある。なお、土崎地区以外の秋田市民であれば、単に「土崎の祭り」という呼び方をすることが多いほか、秋田市北部の高校生などは「ザキ祭り」などとも呼ぶ。 秋田県ではこの祭りが終わると学校が夏休みに突入すること、気温が朝夕も一部の冷夏年以外は高温になるころなどや勇壮さもあり、北国の短い夏の始まりを象徴する祭りである。