国語伝習所(こくごでんしゅうじょ、旧字体: 國語傳習所)は1896年から1898年にかけて台湾総督府が台湾において実施した日本語を中心とする基礎教育学制と教育施設を指す名称である。基礎教育を充実させることで植民地経営における経営方式の「放任政策」と「同化政策」で後者を選択したことを示している。国語伝習所は台湾における最初の西洋式学校であり、後年誕生した公学校の前身である。