四行倉庫の戦い(しこうそうこのたたかい)は、日中戦争初期の上海戦末期、第524団団長附率いる400余名が、1937年(昭和12年)10月27日から10月31日にかけ、蘇州河北岸のに立て籠った戦闘。中国では、この守備隊を「八百壮士 (「八百名の屈強な兵士」)」と呼ぶ。四行倉庫は蘇州河を挟んで共同租界に向かい合っているため、この地区に流れ弾が着弾して欧米と衝突してしまうことを避けたい日本は、敢えて艦砲射撃を要請しなかった。イギリスは租界が砲火の攻撃を受ける恐れがあることを理由に、陣地の放棄を中国側に働きかけ、31日、守備隊はを経由して租界内に撤退した。