善書(ぜんしょ)とは、漢籍の分類のひとつで、善行を勧め、悪行を戒めるための通俗的な書物をいう。勧善書(かんぜんしょ)とも呼ぶ。通常は道教と関係づけられるが、それ以外の宗教でも用いられる。 道士によって道観で行われる出家道教に対し、善書は民衆道教の代表的な書物である。