咸宜帝(かんぎてい、ハムギてい、Hàm Nghi、1872年7月22日(嗣徳25年6月17日) - 1944年1月14日(保大18年12月19日))は、阮朝の第8代皇帝(在位:1884年 - 1885年)。諱は阮福膺(Nguyễn Phúc Ưng Lịch)、後に阮福明(Nguyễn Phúc Minh)と改めた。 阮朝がフランスによりベトナムの支配権を奪われつつある中で抵抗運動を展開し、前近代における反仏抵抗運動の象徴的存在となった。