名古屋市交通局の半鋼製単車(なごやしこうつうきょくのはんこうせいたんしゃ)では、かつて名古屋市交通局が保有していた路面電車(名古屋市電)用の電車のうち、半鋼製の車体をもつ二軸車(単車)について記述する。 旧型の木造単車を改造することによって製造された電車であり、1935年(昭和10年)から1939年(昭和14年)にかけて合計54両製造された。車両番号は151から204まであった。太平洋戦争中の戦災被害のため一部車両が廃車され、1950年代以降老朽化のため残った車両も順次廃車されていき、1956年(昭和31年)に全車が廃車となった。通称は「改造単車」。