名(みょう)は平安時代から中世の国衙領や荘園において徴税のために設けられた単位。 かつては、名に編まれた田地を名田と称し、「名=名田」という図式のもとに論じられてきたが、平成期以降においては「名」の概念と「名田」の概念の間のずれの存在が指摘されるようになり、両者は区別して考えられるようになっている。