吃驚新聞(びっくりしんぶん)は、三重県宇治山田市(現・伊勢市)で発行していた地方紙。近代の宇治山田は新聞の発行が盛んな土地柄で、多くの新聞が創刊と廃刊を繰り返しており、吃驚新聞もそのうちの1つであった。新聞紙にピンク色の紙を使い、独特の記事を掲載する新聞であったが、浜田国松に買収されて以降、「神都日報」に改題して立憲政友会を支持する論調に転換した。新聞社は現存しないものの、として伊勢市内にその名をとどめている。