反回神経(はんかいしんけい、ラテン語: Nervus laryngeus recurrens)は、胸腔内で迷走神経から分枝した神経で、右は鎖骨下動脈、左は大動脈弓(正確には動脈管索)を前方から後方へ回り、気管と食道の間の溝を通って喉頭へ行く。気管には、食道にはを送る。第6頸椎の高さで終枝である下喉頭神経を分枝し、を貫いてと喉頭下半分粘膜にも枝を送る。心臓にもを送る。