厳 挺之(げん ていし、673年 - 742年)は、中国の唐代の官僚。名は浚。字で世に伝わった。父は厳方約。叔父は厳方嶷。兄は厳挹之。弟は厳損之。子は厳武。従孫(厳挹之の子の厳丹の子)は・。その厳正さと諫言によって、左遷を繰り返しながらも、玄宗に重んじられる。宰相の李林甫の謀略により、閑職におかれ、失意のうちに死んだ。