卞皇后(べんこうごう)は、三国時代の魏の曹奐の皇后。父は卞琳。母は劉氏。祖父の卞秉は武宣皇后の弟である。また、曹髦の皇后卞氏の叔母に当たる。 曹奐が即位すると、景元4年(263年)10月、皇后に立てられた。 曹奐は司馬炎(晋の武帝)に禅譲した後、晋の泰始元年12月(266年2月)に鄴に移住したが、その際の卞皇后の消息は不明である。