卍海宗珊(まんかい そうさん)は、江戸時代中期の曹洞宗の僧。俗姓は増田。別号に恒堂。父は増田姓。母は福井氏。 卍山道白の法嗣であるの法を嗣ぎ、卍山が開創した京都源光庵五世や、京都二世(妙玄院)、信濃光厳寺八世を歴任した。『鷹峯卍山和尚広録』(『卍山広録』)の刊行の幹事、『妙玄白龍和尚語録』の編述、『宗統復古志』の筆受・刊行などが主な業績として挙げられる。また語録に『卍海宗珊和尚語録』(『卍海語録』)がある。