北伊豆地震(きたいずじしん)は、1930年(昭和5年)11月26日早朝に発生した、直下型の地震。地元では伊豆大震災(いずだいしんさい)とも呼ばれる。震源地は静岡県伊豆半島北部・函南町丹那盆地付近。地震の規模は[[マグニチュード#気象庁マグニチュード Mj|Mj]]7.3 ([[マグニチュード#モーメントマグニチュード Mw|Mw]]6.9)。北伊豆地震地震断層系の丹那断層などの活動により生じた。 震源に近い静岡県三島市で震度6の烈震を観測したほか、有感地域は広く、北は福島県・新潟県、西は大分県まで揺れを感じた。地震発生が早朝だったため、火災は少なかったが、死者・行方不明者272名など大きな被害を出した。