加曽利貝塚(かそりかいづか)は、千葉県千葉市若葉区桜木8丁目にある縄文時代の貝塚および環状集落の遺跡である。日本最大級の貝塚であり、学史上でも著名な標式遺跡としても知られる。1971年(昭和46年)に北貝塚が、1977年(昭和52年)に南貝塚が国の史跡に指定され、2017年(平成29年)に国の特別史跡に指定された。北貝塚のE地点の土器は、縄文中期後半の加曽利E式、南貝塚のB地点の土器は、縄文後期後半のとして編年の指標となる土器と位置づけられている。