加圧浮上法(かあつふじょうほう)とは、主に水処理で用いられる処理方法の一つで、水の中に空気による微細な気泡を大量に発生させ、これを浮遊物質を含む水に混合して浮遊物質を捕えさせた後、気泡の浮力を利用して浮上させることにより、水から浮遊物質を取り除くものである。 実際には予め、微細な浮遊物質や水中に溶解している物質を凝集剤を使って凝集させてから加圧浮上法を行う場合が多く、まとめて凝集加圧浮上法(ぎょうしゅう-)と呼ぶのが正しいが、業界では殆ど加圧浮上法と同義とされる場合が多い。