前田 玄長(まえだ はるなが)は、江戸時代中期(18世紀前半)に活動した高家旗本。公家の閑院流押小路家の出身で、享保16年(1731年)から宝暦2年(1752年)まで21年にわたり高家肝煎を務めた。武家となるのに際して前田玄以との所縁から前田を称し、高家前田家(藤原北家公季流)初代当主となった。