『凍土の共和国―北朝鮮幻滅紀行』(とうどのきょうわこく―きたちょうせんげんめつきこう)は、日本において1984年2月に亜紀書房から出版された単行本。著者は金元祚(キム・ウォンヂョ)とされているが、仮名である。 統一日報に1983年3月29日 - 8月31日まで、100回程に渡って連載された『「凍土の共和国」- 朝総連同胞の「北」訪問日記』を4分の3程に圧縮したものといわれる。 著者は、1940年に日本に生まれた在日2世であり、朝鮮高校卒業後、在日本朝鮮青年同盟常任活動家になる。1969年ごろ金日成の神格化に疑問を持ち、企業家として再出発し、「愛国的商工人」として表彰され、国旗勲章3級・功労メダルなどを授与された。2008年時点では既に故人とされている。