凌風丸(りょうふうまる)は、日本が保有していた気象観測船である。室戸台風を教訓に1937年(昭和12年)に建造され、日本初の本格的な気象観測船として中央気象台に配備された。太平洋戦争を生き抜き、戦後も中央気象台および後身の気象庁で運用された。「凌風丸」の船名は、その後2代にわたって気象観測船に受け継がれている。