内観療法(英語:Naikan therapy)とは、本来修養法として開発された吉本伊信の内観法を医療、臨床心理的目的のために応用する心理療法(精神療法)のこと。1960年代から精神医療現場に導入されるようになった。1978年には日本内観学会が発足している。また、国際的な評価も得られており、2003年には国際内観療法学会も設立され現在に至っている。 吉本のやり方をほぼそのまま行う内観原法と吉本のやり方に変化を加える内観変法がある。また医師などの依頼で民間の研修所で行う場合と、医師が中心となって病棟内で行う場合がある。