兵補(へいほ)とは、第二次世界大戦中に、日本軍が東南アジアの占領地で組織した現地人補助兵のことである。軍人ではなく軍属に準ずる形式で日本の陸海軍部隊の編制内に組み込まれ、日本軍将兵の指揮下で戦闘要員あるいは労働力として運用された。採用地を離れてソロモン諸島やビルマに派遣された例もあり、相当数の死傷者を出した。