六念処(ろくねんじょ)は、仏教徒が信心する上で繰り返し心で念じるべき6つの法のこと。「六念」、「六念法」、「六随念」などともいう。 念仏仏は十号を具足し、大慈大悲の大光明を放ち、神通無量にして、よく衆生の苦悩を抜き去る。我れ仏と同じからんと念ず。念法仏の所説の法は大功徳を有し、衆生の大妙楽である。我れよくこれを証して衆生に施与せんと念ず。念僧僧は仏の弟子にして無漏の法を得て、戒・定・慧の三学を具足し、世間の良福田である。我れ僧行を修せんと念ず。念戒諸の禁戒(こんかい)は大勢力あって、よく衆生の悪不善を除く。我れよく精進して戒を護持せんと念ず。念施(念捨)施行は大威徳ありて、よく衆生の慳貪(けんどん)の重病を除く。我れよく布施して衆生を摂取せんと念ず。念天三界の諸天の自然(じねん)に快楽を受くるは、みなかつて戒施の善根を修したるによる。我れまた功徳を積んで彼天処に生れんと念ず。

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  • 六念処(ろくねんじょ)は、仏教徒が信心する上で繰り返し心で念じるべき6つの法のこと。「六念」、「六念法」、「六随念」などともいう。 念仏仏は十号を具足し、大慈大悲の大光明を放ち、神通無量にして、よく衆生の苦悩を抜き去る。我れ仏と同じからんと念ず。念法仏の所説の法は大功徳を有し、衆生の大妙楽である。我れよくこれを証して衆生に施与せんと念ず。念僧僧は仏の弟子にして無漏の法を得て、戒・定・慧の三学を具足し、世間の良福田である。我れ僧行を修せんと念ず。念戒諸の禁戒(こんかい)は大勢力あって、よく衆生の悪不善を除く。我れよく精進して戒を護持せんと念ず。念施(念捨)施行は大威徳ありて、よく衆生の慳貪(けんどん)の重病を除く。我れよく布施して衆生を摂取せんと念ず。念天三界の諸天の自然(じねん)に快楽を受くるは、みなかつて戒施の善根を修したるによる。我れまた功徳を積んで彼天処に生れんと念ず。 (ja)
  • 六念処(ろくねんじょ)は、仏教徒が信心する上で繰り返し心で念じるべき6つの法のこと。「六念」、「六念法」、「六随念」などともいう。 念仏仏は十号を具足し、大慈大悲の大光明を放ち、神通無量にして、よく衆生の苦悩を抜き去る。我れ仏と同じからんと念ず。念法仏の所説の法は大功徳を有し、衆生の大妙楽である。我れよくこれを証して衆生に施与せんと念ず。念僧僧は仏の弟子にして無漏の法を得て、戒・定・慧の三学を具足し、世間の良福田である。我れ僧行を修せんと念ず。念戒諸の禁戒(こんかい)は大勢力あって、よく衆生の悪不善を除く。我れよく精進して戒を護持せんと念ず。念施(念捨)施行は大威徳ありて、よく衆生の慳貪(けんどん)の重病を除く。我れよく布施して衆生を摂取せんと念ず。念天三界の諸天の自然(じねん)に快楽を受くるは、みなかつて戒施の善根を修したるによる。我れまた功徳を積んで彼天処に生れんと念ず。 (ja)
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  • 六念処(ろくねんじょ)は、仏教徒が信心する上で繰り返し心で念じるべき6つの法のこと。「六念」、「六念法」、「六随念」などともいう。 念仏仏は十号を具足し、大慈大悲の大光明を放ち、神通無量にして、よく衆生の苦悩を抜き去る。我れ仏と同じからんと念ず。念法仏の所説の法は大功徳を有し、衆生の大妙楽である。我れよくこれを証して衆生に施与せんと念ず。念僧僧は仏の弟子にして無漏の法を得て、戒・定・慧の三学を具足し、世間の良福田である。我れ僧行を修せんと念ず。念戒諸の禁戒(こんかい)は大勢力あって、よく衆生の悪不善を除く。我れよく精進して戒を護持せんと念ず。念施(念捨)施行は大威徳ありて、よく衆生の慳貪(けんどん)の重病を除く。我れよく布施して衆生を摂取せんと念ず。念天三界の諸天の自然(じねん)に快楽を受くるは、みなかつて戒施の善根を修したるによる。我れまた功徳を積んで彼天処に生れんと念ず。 (ja)
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  • 六念処 (ja)
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