元聖王(げんせいおう、生年不詳 - 799年2月8日)は、新羅の第38代の王(在位:785年 - 799年)であり、姓は金、諱は敬信。第17代の奈勿尼師今の十二世孫であり、高祖父は大阿飡(5等官)の金法宣、曽祖父は伊飡(2等官)の金義寬、祖父は伊飡(2等官)の金魏文、父は一吉飡(7等官)の金孝譲、母は朴氏の継烏夫人。王妃は角干(1等官)の金神述の娘の淑貞夫人。785年正月に先代の宣徳王が死去すると、金周元との抗争に勝って王位に就いた。