偏食(へんしょく)とは、必要とする栄養素に偏りがある食事の状態である。 日本語の「偏食」は栄養学の創始者である佐伯矩による造語であるとされる。 1日単位で見ると必要な栄養素の量を満たしても1食単位で見ると1日分の等分ではない場合も偏食であり、理想的な食事ではないとされる。 等分された場合は、完全食と呼ばれる。 アスリートなどで著名な偏食者も多く、「偏食、イコール悪ではない」とする説もある。 また、モンゴル人、イヌイット、パプアニューギニア高地人のように、偏食の民族も存在する。